用についての調査研究、情報システム統一研修の見直し等を行った。
1)情報システム面及び施設面の安全性・信頼性の確保方策
情報システム面及び施設面の安全性・信頼性の確保方策については、行政情報システム高度化専門部会において、各省庁及び民間における情報システムの安全対策の実施状況の把握及び安全性・信頼性の確保手段の分析を行った。
2)データコード、データ項目等基本的事項の標準化
データコード、データ項目等基本的事項の標準化については、共通システム専門部会において、白書等データベースの整備のための統一的仕様の検討と同時に、文書構造形式、文字コード等の標準化の検討を行った。また、行政情報の社会的活用のためのクリアリングシステムの統一的仕様の検討と同時に、登録情報のデータ項目等の標準化の検討を行った。
3)新技術等の普及
新技術等の普及については、通商産業省において、「分散処理環境におけるコンピュータの運用に関する応用実験分析」を実施するとともに、郵政省において、「ネットワークにおける暗号化等のセキュリティに関する調査研究」を行った。また、行政情報システム高度化専門部会において、インターネットの利用・技術動向の調査・分析を行った。
4)施設面のシステム環境の整備方策
施設面のシステム環境の整備方策については、行政情報システム高度化専門部会において、建設省の協力を得つつ、情報化の進展に対応した庁舎・設備の在り方に関する調査を行った。
5)ソフトウェアの価値を的確に評価する見積り方策
ソフトウェアの価値を的確に評価する見積り方策の検討については、コンピュータ調達専門部会において、ソフトウェア開発における見積り方法に関する調査研究を行った。
6)情報システムに関する研修の充実
情報システム統一研修については、総務庁において、情報化の進展状況、研修ニーズ等を踏まえ、情報システム統一研修の研修コース体系、カリキュラム内容等の見直しを行い、エンドユーザの情報リテラシーの涵養及び情報システム要員の資質の向上を図ることとしている。
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